作品紹介
パフォーマーへの質問から始まる。
神楽を始めたのはどうして?
神楽ってナンなのか教えてください。
続けているのはどうして?
誰でも巫女や奏者になれるものではない?
舞っている時、演奏している時、何を考えている?
Yes Noで答えてください。これは宗教?これは儀式?これは瞑想?これは反省?
これは祈り?これは禊?これは芸術?これはお芝居?これは生き方?
遥か古代から脈々と受け継がれている神楽とコトバのコラボレーション。演劇とも、断言できない。ダンスとも断言できない。ネオ神楽である。観客は「舞台を観る」というより、舞と笛の音によって観客が自らの2012年度(4月1日~2013年3月31日)を振り返り「自分の内側」を見る。新しい穢れ払い。
神楽(かぐら)とは、
神に奉納するために奏される歌舞。神座に神を降ろし巫女が舞い、集まった人々のケガレを払うという。古事記においては、岩戸隠れの段でアメノウズメが舞ったという神話が神楽の起源とされている。
アーティストプロフィール
高安美帆
8歳から浪速神楽をはじめる。大阪府中河内地方の神社にて巫女として神楽を舞う。近畿大学文芸学部芸術学科演劇・芸能専攻卒業後、エイチエムピー・シアターカンパニーに俳優として参加。2011年、ドイツ文化センターの奨学金を得て、ベルリン演劇祭、若手演劇人のための国際フォーラムに参加。2012年、ドイツにて、アンジェイ・ヴィルト氏、ルネ・ポレシュ氏のもとで演劇研修を受けた後、「takayasu kagura」として再び神楽舞を舞いはじめる。
岸本昌也
11歳から吹奏楽器を始め、18歳から石見神楽を始める。京都瓜生山舞子連中・設立時メンバー。京都造形芸術大学 情報デザイン学科卒業後、座・高円寺 劇場創造アカデミーにて演劇を学ぶ。俳優、舞台美術、制作、宣伝美術、公共劇場での勤務など、様々な形で舞台芸術に携わる。現在、石見神楽東京社中在籍。
公演詳細
『祭礼』
演出/テキスト 樋口ミユ
パフォーマー 巫女 高安美帆
奏者 岸本昌也
2013年3月30日(土) 19時30分
31日(日) 11時/15時/19時 全4回公演
※開演は開場の30分前
※上演予定時間1時間
音響/近松祐貴(THE ORIGINAL TEMPO)
映像/サカイヒロト
制作/徳永のぞみ
チケット:前売り1000円/当日1500円
コリッチ https://ticket.corich.jp/apply/42763/
メール予約 plant.miyu@gmail.com
お問合せ:plant.miyu@gmail.com 090-9160-7847(樋口)
場所 プチホール
〒5300016
大阪市北区中崎町1-4-15 イロリムラ プチホール
谷町線中崎町1番出口よりJR環状線高架下へ徒歩2分